2009年5月30日土曜日

バンのヒナの誕生で

昔は「オオバンよりバンの数が多かった」と地元古老より聞いておりました。何故なんだろうと感じておりました。20数年前迄、潟の周辺は田圃であった事。当然「潟と一体」になっていたはず。
「ヨシはほとんどなかった」とも聞いていたことから、昨今の新・潟普請により、一部のヨシを刈り取り潟外に出している事などで、その箇所でマコモ・ショウブ・ヒメガマが本来の植生を取り戻しつつあることに起因しているのではないのでしょうか。それ以外のこともきっとあるのでしょうが・・・現実として近年ほとんどなかったバンの繁殖行動が今年あった事に感動を覚えます。また、オオバンも、まもなく細々とバン同様に新しい生命を誕生させようとしています。カイツブリの繁殖はいまいちのようですし、水際で織りなす豊かな生態系、もっともっと生命の継げる潟でありたいと願い観察を続けようと思っています。
ハッと

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